病気はこうしてつくられる!(宇多川久美子×船瀬俊介) Ⅱ
2017年 11月 03日
宇多川久美子:薬を使わない薬剤師
船瀬俊介:本当のことしか言わない医療評論家
-:進行役
宇多川:今は、
ゆっくりと体質が改善していく
というのは受け付けない。
次の日に元気にならないと
イヤなんです。
怖いですよね。
10年かけて
血圧を30上げたのに、
薬を飲んだら
あっという間に
30下がったということのほうが
怖いですよ。
船瀬:逆に薬を飲み続けると、
だんだん体質が変わっていく。
髪の毛が白くなって、
どんどん老化する。
大学の後輩で僕より
3つぐらい年下の
柔道やっていた男が、
カミさんと別れて
うつ病になってしまって、
病院に行ったら
向精神薬で薬漬け。
今はパーキンソン病で、
1年ぶりに会ったら激変していて、
完全に老人だ。
宇多川:完璧に体質改善されちゃった。
確かに薬を大量に飲んでいる方で、
髪が黒々としていて
ツヤツヤという人は
あまりいなかったですね。
薬を解毒するために
大量の酵素が使われてしまって、
髪も皮膚も
若々しくよみがえらせるための酵素が
もう残っていないという状態ですね。
船瀬:「僕は精神安定剤がないと
生きていけないんです」
と言っていたけれども、
このままだと命が心配だ。
顔色は最悪だし、
髪は真っ白で、
目は落ちくぼんで、
完全に麻薬依存症患者の顔です。
宇多川:怖いことに、
その薬が合法で、
国が認めている。
覚醒剤だったら捕まるけれども、
国が堂々とやっているところが
本当に怖いと思う。
薬局で投薬しながら
だんだん変化していく
患者さんをたくさん見て、
私もその一端を担っているんだ
と思ったら罪の意識さえ覚えました。
by sinonome-an
| 2017-11-03 18:00
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